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戦後新作からレアものまで

戦後

戦後大好き!いろんな情報集めちゃぉ

国立近代美術館で開催されている、戦後の日本の建築と暮らしに焦点を当てた展覧会に行ってきました。

会場に入ると最初に目に飛び込んでくるのが、建築家 篠原一男のことばです。
その中で『住宅は美しくなければならない、空間には響きがなければならない』という言葉が特に印象的です。

戦後、合理的な生活様式を求めた結果、空間の響きが消えてしまったということばも考えさせられましたね(^^;

戦後 生活と文化を結ぶ

歴史に「たら・れば」はないわけですが、

今日はちょっと面白いこと検証してみようと思います。

もし、第二次大戦に、日本が勝っていたら、ということです。

そんなこと、考えてみたこと、ありますか?

私はありませんでした。

なので我ながらとても興味深いです。

   ※

「勝てば官軍」という言葉が示すように、戦争というのは、

勝った方が正義となり、そのあとの在り方を決めることになります。

いま、我々は「平和」とされる民主主義の日本に住んでいて、

あれから70年以上、いちども戦争をしてきませんでした。

いま、我々には基本的人権があり、

健康で文化的な最低限度の生活を送る権利があります。

が、これは戦勝国の連合軍によって民主化されたからであって、

敗戦後の歴史な訳ですね。

そうなると、もし日本が戦争に勝っていたら、

日本は2017年の今でも、戦前と同じ体制のままである、

ということが予想されるわけです。

そんなふうに考えたこと、ありましたか?

では、まず戦前の日本はどんな体制だったのでしょうか。

それを見ていきましょう。

   ※

敗戦前の日本は、正式な国名を「大日本帝国」と言いました。

天皇を皇帝として、外国へと攻め込み、

領地を広げる「帝国」だったわけです。

今は日本国ですが、今でも日章旗を掲げた大日本帝国だったら、

と想像してくださいね。

今の日本とのちがいで、まず、もっともわかりやすいところでいうと、

天皇が国家元首です。元首というのは、その国で最も偉い人です。

ちなみに、今は「象徴」ですよね。

いることはいるけど、なんの権力も持っていない。

それが今の天皇ですが、戦前の天皇は日本の王様です。

この頃の日本は、国民主権ではありません。

国家主権、天皇主権です。

つまり国民は国や天皇に仕える奴隷的な身分だった、ということです。

私も、あなたも、生き死にの運命をすべて国に委ねた天皇の僕なのです。

そして、国民には後に付与された基本的人権がありません。

国民は国の言うがままに行動しなければならず、

それに抗えば、逮捕されたり、殺されたりしました。

それと、日本軍があり、徴兵制がありますね。

それから、戦前・戦中の日本は

国に対して反抗しようとする国民をひっつかまえるために

さまざまな策を巡らす監視国家でした。

代表的なのは「治安維持法」という法律です。

この法律によって、国家に反逆する相談すら禁止されていましたし、

そういう人を密告しなかった人も罪になりました。

国民同士が互いに監視しあい、自分の命を守るために

他人を密告するという醜いサイクルを作り上げ、

国民が国家にたてつくことを防止していました。

今の日本人は、戦争というと第二次大戦しか

思い浮かばない人もたくさんいますが、

明治維新後の日本は戦争ばっかりしていた国です。

軍国教育を国民に刷り込むための「教育勅語」ができたのが1890年。

その4年後の1894年には日清戦争が始まります。

そして10年後の1904年、大国ロシアとの日露戦争。

そのまた10年後の1914年には第一次世界大戦。

1931年には満州事変が起こり、

1937年に日中戦争。

1941年に太平洋戦争が始まり、1945年に終戦。

明治元年から終戦までの77年の間に、6回もの戦争をしているのです。

今のどこぞの国を見ているようですね。

それらを可能にする法律として「国家総動員法」という法律がありました。

国が戦争をするときには、国民はあらゆる自由を奪われ、

国の命令に従って人的、あるいは物理的な貢献をしなければいけないのです。

もっともっといろんなことがあるのですが、

ひとまずここまでで線を引いてみましょう。

これらの性質が、今でもずっとつづいているとしたら、どうでしょうか。

想像してみてください。

   ※

もし、戦争に勝っていたら・・・

2017年。

この日本のトップは元首たる天皇であり、

国民は必ず徴兵されて日本軍に入らなければなりません。

ここまでの間に、何度も戦争をしていたことでしょう。

ペースを守っていれば、6、7回です。

国家総動員法がありますから、戦争になれば兵役の終わった国民も、

赤紙ひとつで兵士にすることができます。

こんな国は嫌だと逃げ出そうとする輩や、

国家転覆を企てそうな人間がいたなら、

治安維持法で、「疑い」の段階で逮捕し、拷問にかけ

命を奪ったりもできるのです。

さぁ、いまの日本がそういう国だったらどうです?

・・・・いや、待てよ、そういう国、ありますよね?

アジアに。

・・・北朝鮮ですね。

いま、皆さん、北朝鮮はとんでもない国だ、

という印象を持っているでしょうが、

もし戦争に勝って、今も日本がそのままだったら、

独裁体制の国が国民を支配するという、

北朝鮮とそっくりの国になっているということなんですよ。

びっくりしますよね。

   ※

いま、我々の住む日本は、北朝鮮のような国ではないはずです。

が、ちょっとおかしな動きがあるんですよ。

それは今の安倍政権や自民党がやろうとしていることなのですが。

例えば彼らが作って採用したがっている新しい憲法の草案を見ると、

象徴に変えたはずの天皇が元首に戻っているんですよ。

そして国民から基本的人権がなくなっているんです。

専守防衛の自衛隊を「国防軍」という軍にしようともしています。

自民党が強行採決した安保法制により、

日本は集団的自衛権を行使できるようになり、

これは事実上、日本を攻めてもいない国に先制攻撃ができます。

・・・・それって、侵略ですよね。

そしていま、安倍政権が「テロ対策」の名の下に

法制化しようとしている「共謀罪」は、実はその実態が

かつての「治安維持法」とほぼ同じなのです。

戦争に負けたことで民主化され、国民主権となった日本を、

まるで戦争に勝っていたら、こうだった、という国に変えようとする。

安倍政権がやろうとしているのは、実はそういうことです。

その実態は、わかりやすいイメージとしては、

日本を北朝鮮のような国にすることだと考えればいいでしょう。

この自由で平和な日本を、北朝鮮のような国になんか

できるわけないだろ!って思いますか?

勘違いしちゃ、いけません。

安倍政権を舐め
ちゃいけません。

いま、我々が手にしている自由と平和は、

戦後に我々が手に入れた日本国憲法が保障しているのです。

そして、現政権は、この憲法を亡きものにしようとしています。

憲法が改正されれば、我々には基本的人権がなくなりますから、

徴兵制の復活も時間の問題でしょう。

実際、石破さんなどは

「徴兵は憲法で禁じられた苦役には当たらない」と述べています。

現行憲法があるのに、その発言ですからね。

まちがいのないところでしょう。

   ※

「戦後レジームからの脱却」

これは安倍晋三首相がかかげたスローガンです。

みんな、なんだかよくわからないけど、

なんか良さそうだ、と賛同したのかも知れない。

しかし、その言葉の本当の意味は、

「敗戦」という事実をなかったことにする、ということです。

意図をわかって改めて読むと、

戦前回帰への想いを、あまりにもはっきりと言葉にしていて、

鳥肌が立ちます。

戦後レジームからの脱却という言葉の本当の意味を

ちゃんとわかって投票した人はどれくらいいたのでしょうか。

忘れないで下さい。

ドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーは、

正当な選挙によって、民主的に選ばれた、ということを。

我々、国民ひとりひとりが、正しい未来の判断を託されています。

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