戦後の憂鬱

戦後

戦後 うれしいを、つぎつぎと

今日も思う事多々あった1日だが、記事が消えてしまうのが嫌なので、やはりこれを書いておきたい。

今日の NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の政次の最期は何とも言えず壮絶であった。注目のオンエアだとは思っていたが、こう来るとは思わなかった。父が向こうのテレビで、私がこちらのテレビで、母とりかりかりんがシャワーの温度調整が難しいなあ と言っていたが、両方の部屋からうるさい??と言われるほど、我々は熱中してしまっていた。

幼少時から、お互いを知り尽くして、既に1人愛する人を失って、家を守るために、完全に時代の波に翻弄されて、戦いから逃れる事が出来ず、積年の時間をそれぞれが良かれと思って乗り越えながら、しかし最期がこの形。
史実とは実際は違い、積年の思いを積み上げた上に創り上げられた、究極のラブシーンだと言われたら、もちろんあの場にいた、近藤までにも、その思いは射抜かれたように、壮絶な最期を創った。

思うに、日本の歴史というものは、江戸時代と特に明治時代あたりでは意識の上で明確に切り離されて感じるが、実は江戸時代以前も、明治時代以降の戦争も、国内であったのか、世界的なものであったのかの差であり、争いの絶えない歴史であった。いったい、本当に争いのない時代などどれだけあったのだろうかと思う。長い歴史年表で見れば、つかの間の平和と、戦いの歴史を繰り返しているのではないか??
戦後、もう日本は永久に戦争はしないだろうと、教育されてきたが、俄かにそれも怪しくなってきた。

人の思いというものは難しいものだ。
個人の思いは真っ当であったにしても、集団になり、組織になり、時の時流に巻き込まれてしまって、思いもよらぬ結果に巻き込まれていく。
それが良い事なら良いが、おおにしてそうならない事が多いような気がする。

今日、ある事で思いもよらぬ展開となり
私はさらに人の表情を読んでいた。
それは、単に一時の事についての
申し訳ないなのか、
それとも何か意図のある表情なのか。
くぐもった表情の真意はわからない。
さりとて、それ以上探ったところで
今は良い方向を見出せるようには
少しも思わなかった。

思い考える事は自由であるが
さりとて、物事には時期というものがある。

歩きながら、古の景色に橋を渡ると
急に吹いてきた清涼な風。

日本には古来から、侘び寂びという
風流な感覚があって、しかしそれは
思いの全てを口に出して良いのではなく
思いの全てを行動に出して良いのではない。

どちらかというと、
思えども思えども
口に出せぬ、形に表せぬ、行動に移せない
切ない思いの積み重ねなのだと思う。

歳をとると、
いよいよその思いが深くなる。
思いを積み重ね、思慮深き人ほど
その思いは強くなる。

そんな事を思いながら見た
今日の直虎だったので
深い感慨が胸を刺した。

生きるという事は
業も多く思いも深く
道は平坦ではない。

それでも、言葉を交わさぬとて、
以心伝心で通じているもの
以心伝心でしか確認できないもの。

大人の時間を重ねるとは実に難しい。


以下、放送時間終了直後、アップされた
粋なAERAを転載させて頂きますm(_ _)m??

政次死す! 「おんな城主 直虎」岡本プロデューサーが語る“衝撃の最期”の真相


 NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」第33回「嫌われ政次の一生」で、高橋一生演じる小野政次がついに最期を迎えた。しかも、処刑場ではりつけにされた政次を、長槍で刺しとどめを刺すのは、ほかならぬ井伊直虎(柴咲コウ)。裏切り者としての「小野の本懐」をまっとうさせるため、誰よりも深く政次を理解する直虎自らの決断だった。岡本幸江プロデューサーに、政次最期のシーンに込めた思いを聞いた。

*  *  *
 処刑のシーンは、政次と直虎が、「裏切った家老」「裏切られた城主」という形をお互いに演じあう。「日の本一のひきょう者と未来永劫語り継いでやる」などと、互いを罵り合あっているように見えて、実は裏返しで「誓いの言葉」のようになっている、何とも言えないラブシーンになっています。何かにこだわって撮るというよりは、2人の真剣勝負を、ただただ正面からとらえるという、そういう演出であり見せ方だったと思います。

 脚本の森下佳子さんも「こうしよう」と考えて、理屈の上で、あの(処刑の)シーンを決めたわけではないと思います。森下さんの中で2人の関係を紡いで、積み重ねていったらこうなってしまった。政次最期のシーンについて、森下さんと事前にそこまで細かくは打ち合わせをしていなかったんですが、私も森下さんも「処刑場に行って、直虎がお経をあげる」とかかな、と思っていました。でも、書いているうちにああいう形になったそうで。ある日の夜に初稿が私のところに送られてきて、読んだ後、大泣きしてしまい……。その後、急激に眠気が襲ってきて、そのまま寝てしまいました。これは受け止めきれない、と。

 正直、日曜午後8時の大河ドラマで「ここまでやっていいのか」という、バランスを取る気持ちがゼロではありませんでした。主人公にこんな業を背負わせるのか、と。でも、いつもは淡々と仕事をこなしているスタッフが、台本を読んだ後わざわざ私のところに「これはすごい」と何人も感想を言いに来たんです。その反応を見て、「ならば、この形でまっとうしてもらおうか」と思いました。

 実は、政次は史実では結婚していて、子どもと共に処刑されているんです。ただ、制作者の身勝手な思いですが、政次には独り身で、直虎を支えていてほしかった。そんな勝手な思いもあり、最後まで独身という設定にしました。


 私もつくりながらぐったりしてしまったんですが、音楽担当の菅野ようこさんも普段はパワー全開な方なのに、第33回の脚本を読んで10日ほど熱で寝込んでしまって……。森下さんも書き終えたときは虚脱状態でしたし、キャストもみるみる集中していきました。

(直虎役の)柴咲さんからは「台本を読んでこんなに衝撃を受けたことはない」と言われました。財前直見さんもちらっと「ものすごい愛の形よね」とおっしゃっていましたね。(高橋)一生さんからは本を読んだ感想自体は聞いていませんが、「『貼りつけにされて、槍で突かれ、血を吐いて死ぬ』なんてシーン、これまで大河ドラマにありましたっけ?」という話をしました。

 制作スタッフやキャスト、このドラマに関わる方が、「ちゃんと政次を見送らないと」という気持ちになりました。直虎は、1人では強さを手に入れられなかった。政次と呼吸を合わせて、表と裏、右と左で二人三脚で呼吸を合わせたからこそ、井伊直虎になりえたところがあります。だからこそ、政次の志を生かそうとすると、直虎はああいう見送り方をするしかなかった。究極の愛の形だと思います。

 政次は本心を言わず、隠していかないといけないキャラクターですが、(高橋)一生さんの得意とするところかな、と思いました。「ペテロの葬列」(TBSテレビ)、「民王」(テレビ朝日)など、声高に主張はしないけれど、何かを考えてぐっと抑え込む演技が似合う方。秘められたものを表現できる方としても一生さんがぴったりかな、と思っていました。

 政次は本音を言わず、思いと行動が裏腹な複雑な人物。どこまで視聴者に伝わるかな、と思っていましたが、見た方が見事に読み取ってくれ、読解力の高さにびっくりしました。もちろん、一生さんの力があってこそですが、見てくれた方とのキャッチボールが、政次というキャラクターを深くしてくれた。幸せな形だったと思います。

 第38回の終わりから、菅田将暉さん演じる、直政(虎松)が登場します。つぶれたお家の子が、徳川でどんどん出世していく。その過程で、井伊家と同じような困難を経験しますが、井伊家の知恵が生かされたり……。直虎も、もう一度、理想に向かってむっくりと起き上がる。オープニングのタイトル映像にもありますが、馬に蹴散らかされ、焼かれていったん死に絶えたものが、また春が来て新芽が出てくる。復活の力強さが、見ていただく方への応援メッセージになればいいなと思います。(編集部・市岡ひかり)

※AERAオンライン限定記事

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ソウル市内を走るバス5台に、慰安婦像が乗っているニュースを見たぜ。

このほか、元慰安婦の女性が歌手デビューしたり、

野球の始球式に元慰安婦のおばあさんを起用しようとしたり。

相変わらず、金もうけに必死みたいだな。

日韓の戦後補償は1965年の日韓請求権協定で終結している。

日本側が、韓国政府に総額8億ドル(無償3億ドル、政府借款2億ドル、民間借款3億ドル)を供与することで、両国およびその国民の間の請求権に関する問題が

「完全かつ最終的に解決された」と確認する内容だ。

当時、韓国は「アジアの最貧国の1つ」といわれていたが、国家予算の2・3倍という

巨費を手にしたことで、「漢江の奇跡」といわれる経済復興を果たした。

ベトナム戦争に派兵したことの見返りとして米国から受けた援助も、

韓国発展の大きな要因でもあるよな。

慰安婦問題については、2015年の日韓合意で「最終的かつ不可逆的」に解決している。日本政府は合意に基づき、韓国側の財団に10億円を拠出した。

日本の新聞記事によると、合意当時に存命だった元慰安婦47人のうち7割以上が、

財団を通じて1人当たり約1億ウォン(約970万円)を受け取ったらしいじゃないか。

 

韓国の異常な対応の背景には

「社会保障制度が充実していない」という悲しい現実があるようだ。

年金制度が整備されたのが遅く、高齢者の貧困率や自殺率は高い。

「老人地獄」という言葉もあるようだ。

歴史を政治利用するのではなく、

現在起きている人権問題を解決することが重要です。

 

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