きちんと学びたいビジネスマンのための戦後入門
【前半】
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グローバは、ゾロアスター教徒の師の家系だという。ここで詳しく述べる紙面はないが、実は「最後の審判がある」とするゾロアスター教の終末観は、ユダヤ教・・のそれの元になったと考えられている。しかも、人間を含めてすべての存在に聖霊が宿っているとする概念もあり、いわば今日の一神教と多神教のいいとこ取りをしたようなユニークな宗教だ。そして、占星術といえば、どの文明でも科学と秘術を兼ねた学門とされ、政治や国家のを推し量る方法としても利用された。
このように「ゾロアスター教」と「占星術」には、何か引っ掛かるものがある。
もしかすると「現代と何の関係があるのか?」と思われる人もいるかもしれない。だが、たとえば、私たちのの観念はどうか。一年は12ヵ月で、一日は24時間だ。このように時間を「12」という数字で区切る十二進法は古代オリエントに由来する。
そして、この12年周期を6回繰り返したものが「72年」だ。果たして、これが人間の社会集団の持つ変動リズムに相当するのだろうか。
すべてのものにはリズムがある。たとえば、人体には脈拍、心拍数、数、脳波などがある。生物のもある種のリズムといえる。下は光(電磁波)や素粒子、原子といったミクロから、上は天体の運行や系の自転周期とったマクロまで、すべての存在にはリズムがある。だから、数百、数千万という人間集団の「国家」にも何らかのバイオリズムがあっても不思議ではない。問題はそれが本当に「72年周期」なのか否かだ。
■明治日本の命脈はピタリと72年間で尽きた
改めて私が人類のを調べてみたところ、この「72年周期」というのは、どうも本当にありそうだ。ただし、複雑な人間の社会だから、72年間はあくまで基準であって、実際には前後に数年間の「あそび」が生じる。さらに、単純に72年の周期が繰り返すわけではなく、ある秩序が崩壊した場合、その次の秩序が確立するまでの「過渡期」(≒混乱期)という概念も必要だ。この「あそび」と「過渡期」という要素を柔軟に取り入れれば、72年のリズムは実際の各国史にかなり当てはまるというのが私の正直な感想だ。
たとえば、明治維新は1868年。この年に日本は新体制に移行した。その72年後といえば1940年。ゾロアスターの秘法によると、当時の私たちは自己変革に失敗したために、この年に明治日本の命脈が尽きてしまったという解釈になる。その後の約5年間はたまたま中だったが、これが次の体制に移行するまでの「過渡期」に当たるというわけだ。そして1945年8月の敗戦か、もしくは1947年5月の新憲法施行をもって、現在へとつながる戦後新体制が始まったと見なすことができる。
■各国の歴史にもよく当てはまる72年周期
興味深いことに、枢軸国であったドイツとの国民国家の成立時期もほぼ一致している。今日のドイツが出来上がったのは、プロイセンが普墺戦争に勝利した1866年か、もしくは普仏戦争に勝利してドイツ帝国が成立した1870年か、議論が分かれるが、いずれにしてもこの頃だろう。また、統一イタリア王国が初めて成立したのが1861年だが、真に完成されたのはヴェネチアが編入された1866年か、教皇領が編入された1870年と見るのが妥当かもしれない。このように、近代日独伊の成立時期はほぼ一致している。
余談だが、どうやら国民国家が成立した当初はナショナリズムを求心力とするため、そのボルテージが上昇の一途を辿り、70年後あたりに絶頂に達するらしい。とすると、大戦後に独立した国々のナショナリズムが今ピークを迎えている頃だ。
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こんばんは。
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