戦後がなぜか野球部員の間で大人気
先日 亡くなられた女優 月丘夢路 様の
戦後 どれほどの人が、
戦後 消されるなこの想い 忘れるな我が痛み
政治的にリベラル(左翼)とは「革新」のことだ。
しかし、日本の現状を見るに、日本のリベラルは「現状維持」と読みかえるべきである。マスコミ(左翼)も同じ。
「マスコミ以外の主導による現状変更は絶対に受け入れない。安倍政権は現状変更政権。ゆえに現状維持のリベラルの結集を呼びかける。」
憲法改正を目論む安倍政権に対しては「絶対護憲」。
政治における宗教政党の「新規参入」は「マスコミの報道管制による絶対阻止」。
一に「現状維持」二に「現状維持」三四がなくて五に「現状維持」
敷衍してトランプが北朝鮮の現状変更を迫る「武力攻撃」に関しても「戦争絶対反対」の立場。いかなる武力攻撃(戦争)も絶対悪。
ゆえに、トランプ氏が北朝鮮に対してオバマ氏のように何もしないことこそ「現状維持=正義」である。
しかし、ここで見逃してはならない視点がある。確かに、北朝鮮に対して何もしない、そして北朝鮮も当面現状維持で様子見を決め込むことは日本にとっては「ホッ」と胸を撫でおろす状況だろう。
この日本にとってホッとする現状維持は、笑顔で太っているのは金正恩ただ一人、北朝鮮の独裁、圧政下で自由を奪われ苦しんでいる民衆の悲惨も「現状維持」なのである。
日本人にとって安堵する「現状維持」は、北朝鮮の苦しむ民衆の「現状維持」の上に成り立っている。
人間はこれで平気でいられる。しかし、仏神は、北朝鮮の独裁、圧政を許さない。悪の「現状維持」を許さない。「現状変更」を迫るのである。
日本人の「現状維持」志向は世界の悲惨に対して「見ざる言わざる聞かざる」という利己主義(一国平和主義)そのものである。
だから、「戦闘行為」があったかなかったかで議論が沸騰し、自衛隊員が一人でも亡くなったら政権が吹っ飛ぶことを恐れ、部隊を帰国させるクラゲ国家となり下がった。
1995年12月に発刊された「信仰告白の時代」で著者大川隆法現幸福実現党総裁は「まえがき」にこう記されています。
「戦後50年、日本の教育は間違ってきた。宗教から遠ざかりさえすれば、第二次世界大戦のような惨禍は避けられるものと、ひたすら無宗教化をすすめてきた。その結果得られた、世界からの評価は、色・金・欲にまみれた経済奴隷としての日本人の姿に象徴される。
理想も、理念も、正義も、気概も、なにもかも、打ち捨ててしまった『町人国家日本』は、国家からは背骨とでもいうべき『宗教』を抜き去ったら、ただただクラゲのように漂うしかないということを証明した、悲劇の文明実験国でもあった。
本書は、『無宗教国家日本の敗北』を、思想の次元で論証する一書でもある。全国民が半世紀にわたる過ちを反省し、再び『無宗教』を国是とすることによって、来世紀の子孫を苦しめることのないように、切に願った警告の書でもある。」
あれから20有余年。何かが変わったのだろうか。我々の非力を恥じるばかりである。