帰りの電車 シンプルをあなたに
やっと金曜日。
なんか今週は疲れたー。年齢のせいか。暑さのせいか。
新橋駅前。男のエステ ダンディエステの看板。オイルマッサージ、顔のお手入れ・・気持ちいいんだろーな。腹の脂肪もみ出して欲しい。で、マツエクにネイル。きれいになれるかしら。
帰りの電車。窓に映る疲れた顔。
スカッとしたいねー。
で、結局京急移動居酒屋なんだねー。
帰りの電車のことならなんでも情報局。お探しの人集まれー♪
おはようございます。えたママです。
今朝は、ベッドもTシャツも、抜け毛だらけで、
朝からちまちま毛を拾う作業に時間を費やしました。
コロコロが恋しいです。
あれ?コロコロで伝わりますか?
あの、粘着テープのロールに取手が付いてて、
クルクル回転させながらお掃除をするあれです。
私の家ではあれを「コロコロ」と呼んでいますが、
正式名称は何なのでしょう?
気になる…。
それはそうと、今回は、2回めの手術までの、1週間のお話。
セカンドオピニオンの次の日が、卒業式でした。
卒業証書授与の介添えですから、
担任ではなくても袴を着ます。
私は大学の卒業式のとき、あえて袴を着ませんでした。
初めての袴は、
夢である、学校の先生になってから着ようと決めていたからです。
担任として、初めて卒業生を出すときに、
初めて袴を着ました。
着物も、袴も、自分に合わせて作ったものです。
今回の卒業式は、袖を通すのが2回めでした。
もっともっと着るだろうと思っていた着物と袴ですが、
今回が、最後。
そんな思いも抱きながら、
着物を着て、背筋をすっと伸ばしました。
卒業式は、とても感動的なものになりました。
式の後の最後の学活では、
担任の先生の計らいで、
副担任の私のことを学活に呼んでくださいました。
生徒たちからは
手作りの、通知表と出席簿型のメッセージボードをもらい、
最後の最後まで、感謝の尽きない卒業式でした。
卒業式の次の日には、また職場へ行き、
自分の机とロッカーを空にしました。
段ボール3つと、袋一つ。
なんだかこうまとめてしまうと、
寂しいものです。
がらんとした机を見て、切なくなりました。
その日は土曜日でしたが、
先生方はもちろんたくさんいらっしゃいます。
先生に休みはありません。
主人にも来てもらい、
荷物を運んだついでに、
いらっしゃる先生方に、一緒に最後の挨拶をしました。
どの先生からも、
頑張って!
いってらっしゃい!
と笑顔で言っていただき、
最後は職員室の出口まで、見送ってくださいました。
離れたくない職場。
まだまだやりたいことがたくさんある場所。
ドアを閉めたら、
悲しくて、苦しくて、胸がぎゅーっとなりました。
いつか、また戻れたら。
今でもそう思います。
この週末は三連休だったので、
次の日は、家族の思い出作りに、旅行に出かけました。
行きはじぃじの車で送ってもらって、
のんびり向かいました。
美味しい魚料理の店をたまたま発見したり、
美味しいソフトクリームをみんなで食べたり、
時間はかかりましたが、
楽しい道のりでした。
ホテルに着くと、じぃじとばぁばと別れ、
家族3人でプールへ行きました。
えたはビニールプール以外のプールは初めてです。
いとこのお兄ちゃんに借りた水着を着て、
浮き輪にすっぽりハマるえた。
喜ぶでもなく、泣くでもなく、無表情で流れている姿に、
私もパパも爆笑でした。
でもどうやらプールは嫌いではない様子で、
いつまでもプカプカ浮かんでいて、
なかなかあがろうとしませんでした。
夕飯のビュッフェもお腹いっぱい食べて、
3人川の字で寝ました。
初めての家族旅行はとっても楽しくて、
絶対ガンを退治して、
元気になって、また来るんだ!
と強く思わせてくれました。
えたがもう少し大きくなったら、
きっとまた違う楽しさがあるんだろうな。
ただ、次の日、大変なことがありました。
ガンが疼いて顎が痛かったので、
ずっと痛み止めを服用していたのですが、
貼るタイプの、麻薬の痛み止めを貼って寝たところ、
朝から尋常ではないほど、気持ち悪くなってしまいました。
一回めの手術の前にも使っていた薬だったので、
大丈夫だろうと思っていたのですが、
どうやら痛みの度合いと合っていなかったようです。
結局朝食ビュッフェも食べられず、
帰りの電車も何とか座っている状態で、
家でも結局、着いてすぐ布団に入って寝るしかありませんでした。
ホテルの朝ご飯大好きなのに…。
せっかくの楽しい旅行でしたが、
最後に思わぬところでやらかしてしまいました。
次の日には元気になりましたが、
この日から入院でした。
最後に何だかバタバタしてしまった連休でした。
こうして私は入院して、手術を迎えます。
こうやってみると、入院前、ずいぶん忙しいですね。(笑)
手術のお話はまた次回。
長々と失礼しました。
どんとこーいっ!