うつ病を治す&予防する方法 反芻思考を止めるためのルールづくり 〜心にやさしい悩み方〜
鬱病は完治せずとも、寛解(症状が一時的に軽減または消失)する病気だと言われています。
「すでに鬱症状が出ている方」「消失している方」「発症したことのない方」、つまり全ての人にとって、心の健康を保つために重要なことがあります。
それは、「同じことを悩み続けないこと」です。
ぐるぐると同じ思考を巡らせることを反芻思考と呼びますが、鬱病やその他の精神障害、気分の落ち込みに大きく影響しているのがこの反芻思考です。また、ある事柄・状況に対して即座に特定の考えが走る自動思考も同様に対策を打たねばなりません。
薬による治療やカウンセリングは外部の物資・環境に依存しますが、認知や思考のパターンを再構築することができれば、精神的に安定した状態を自分で意識的につくり出すことができるようになります。
学校や会社では、社会で必要とされる能力については教えてもらえますが、「悩み方」のように様々な環境下で個人がどのように適応及び対処するかという「生きる力」についてはなかなか教えてくれません。
鬱病に罹患している方、落ち込みやすい方、気にしやすい性格の方は、「自分は悩み方を学んでこなかった初心者だから、悩みをうまく処理できないのは当然だ」と肩の力を抜き、これから悩む力(情報処理能力)を育てていければ、今後の人生をより楽に生きれるのではないかと思います。
※風によるノイズで聞こえづらい箇所がありますがご容赦ください。
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